恋 小池真理子 結末

小池真理子の恋 結末は衝撃的ですよね。
ネタバレありであらすじなどふれていきます。
ノンフィクション作家の鳥飼三津彦は、浅間山荘事件の回顧記事執筆のため、当時の新聞を確認していた。
その過程で、事件解決と同日に小さく報じられていたある事件をしることに。
それは同じ軽井沢で起きた女子大生による殺人事件。
日本中が注目していた大きな事件の陰に隠れていたこの事件に興味を持った鳥飼は、
模範囚として既に出所していた犯人・矢野布美子へインタビューを申し込む。
鳥飼は何度も布美子を説得するのですが、布美子は頑なに拒み、
そのうち勤めていた店を去り姿まで消してしまう。
そこまでして真実を語るのを拒む理由とは？？

それからいくらか時がたち、忘れかけていた鳥飼のもとに、布美子から手紙が届くのだった。
姿を消したことを詫びるとともに、癌で死期が迫っていることをしたためてあった。
入院先を突き止めた鳥飼は、時間の許す限り布美子のもとにかよい、他愛もない世間話をする。
やがて、鳥飼に信頼を寄せるようになった布美子。
そして、裁判でも明かさず、報じられることのなかった隠された事件の真実を語り始めるのだった・・・・。

結末から始まっているかんじですね。

事件の内容とは、当時22歳の布美子が男性1人を射殺、もう1人の男性に怪我を負わせ、
懲役14年の判決を下されるというもの。とにかく何も語らず、すべての罪を認めて服役。
現場にはけがをした男性の妻もいたが、固く口を閉ざしたままで何も語らない。
この事件の真実というものが気になりますよね。


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布美子は、20歳の時にS大学文学部助教授・片瀬信太郎が手がける小説の翻訳の手伝いをする
アルバイトをすることになります。
そこで親しくなった片瀬夫妻の奔放な夫婦関係に惹かれ、倒錯した関係に陥っていく・・・・。
その後、電機店「信濃電機」のアルバイト従業員・大久保 勝也が現れてから事態はかわっていくことに。

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